孤独死による特殊清掃と遺品整理の依頼
今回はホームページから特殊清掃と遺品整理のお問合せを頂きました。
現場は、2階建てのアパートです。
ご依頼主は亡くなられた方の息子様で、どうしていいか分からないとのことでした。
現場を確認させていただき、同時にお見積もり、特殊清掃プロストで行う作業工程などの詳細も説明させていただくので、明日うかがわせていただきますとお伝えして、1日目終了です。
現場状況の説明と見積もり
まずは、現場の状況(亡くなられていた場所や体液や血液の付着箇所)を確認してもらうため、映像をカメラに収めご遺族に説明するか、現場に一緒に入って説明するかを選んでいただきます。
現場の腐敗臭がひどく、感染症の心配もあるので、今回はカメラを通しての説明になり、室内にご遺族は外で待機してもらうことになりました。
今回の内容は遺品を整理する「遺品整理」と、体液・血液などが床に浸透した部分解体と消臭作業の「特殊清掃」です。
作業内容と、お見積もりの金額を伝え、他社と比較していただいてもOKという事を伝えると
「説明も丁寧だし、私どもに対する配慮をしてもらえているし、プロストさんにお願いするよ」
とうれしいお言葉を頂きました。
見積もり当日は夕方だったため、ほかの入居者の方が帰宅されてくる時間帯のため、周囲を配慮して翌日からの作業を提案しました。
そして翌日・・・
まずは遺品整理と残留物の処分
まずは残留物の処分と、遺品整理を行います。
遺品整理は思い出の品だけでなく、貴金属・貴重品なども見逃さないよう丁寧に仕分けしていきます。
※遺品整理の詳しい内容はこちらをご覧くださいませ。
分別と搬出で一日目終了です。
2に目は消臭と解体の特殊清掃
この状態なので、床にも体液や血液が付着しています。
部分的に、クッションフロアや床だけでなく壁も解体していきます。
※すべて、特殊清掃の工程の一部になります。特殊清掃についての詳細は、こちらをご覧くださいませ。
解体と同時に専用の脱臭機にて消臭していきます。
においが消えたのを確認してから原状復帰です。
この工程も特殊清掃の一つになります。
床木材張替して、新しいクッションフロアに張り替えます。
トイレ内のクッションフロアも張り替えました。
ご遺族に連絡して現場を確認していただきました。
「もう終わったんですか?」
と半信半疑のご様子でしたが、現場を確認していただくと
「部屋は以前よりきれいになっている上に臭いがない」
とご満足いただきました。
ご遺族に確認後、アパートの管理会社の方も確認に来られ
「ちょっと相談があるんですが、今回のキッチンやトイレだけでなく、部屋の方の床も張り替えていただけますか?」
とご依頼を受けました。
作業は翌日になりますとお伝えして2日目終了。
3日目リフォーム
部屋は上の画像のようなカーペットタイプ。
今回の特殊清掃した床と合わせクッションフロアに変更してほしいとのことでしたので、以下の画像のようなウッド調のクッションフロアに変更しました。
再度、ご遺族と管理会社に確認していただき、双方にご満足いただけました。
以上で特殊清掃・遺品整理及び、リフォーム作業を終了です。
本当に大変なことがあり、お疲れのはずなのに、私どもにも気を使っていただき誠にありがとうございました。
※特殊清掃・遺品整理・ゴミ屋敷のことなら特殊清掃プロストにお任せくださいませ。