孤独な老人

孤独死があった現場はどんな状態になるのか?

突然死と孤独死を減らす

死後時間が経過したご遺体からでた腐敗臭や体液など、通常のハウスクリーニングでは落とせないにおいや汚れを落としたり、リフォームすることで、部屋や家の原状復帰する作業全般を

 

特殊清掃と呼びます。

 

孤独死や突然死によっておこるこの状況を知ってもらい考えて頂きたい。

他人事ではなく、自分の身近な人に起こりうることと考えながら読み進めて頂ければと思います。

 

突然訪れるこの状況をどう対処すればいいか!

また、どう減らせばいいのか!

 

などをご理解いただければと思います。

孤独死があった現場

特殊清掃現場孤独死の現場は惨劇ばかりです。特殊清掃をする時は、故人のご冥福をお祈りしてから現場に入り作業をしていきます。目を覆うような状況に、10年以上のベテランでもなれる事はないと言います。では、孤独死した実際の現場に入るとどんな状況になっているのかをご説明いたします。特殊清掃の詳細についてはこちらをご覧ください。

かいだことのない臭い

特殊清掃現場に入る前に

まず、特殊清掃で現場に入る前にこれから臭ってくるであろう臭気に覚悟を決めます。

 

おそらくほとんどの人が初めて嗅ぐ、我慢しがたい臭い・・・

脳に直接届くような衝撃的な腐敗臭・・・

初めてこの臭いをかいだ人はこう思います。

絶対普通の臭いじゃない!

ちょっと勘のいい人だったら、近づいちゃいけない気がする!と思うでしょう。

【腐敗臭】とも【死臭】ともいわれる臭いです。

 

魚介類などのカニや魚が腐った時の臭い・・・

ザリガニが腐った臭い・・・

生ごみを数日放置した腐った臭い・・・

 

こんな臭いは比較になりません。

そもそも、魚やエビと人間とでは大きさが違います。

 

人間の腐敗臭は我慢しがたい刺激臭です。

この死臭を長時間放置するとこんな二次災害が起こります。

腐敗臭を放置すると

二次災害とは、その場にあるあらゆるものに臭いが染みついてしまうことです。

さらに、染みついた臭いは簡単には取れなくなってしまいます。

 

洋服やカーテンのような布類はもちろん、壁や天井にも臭いは染みついてしまいます。

タンスやテーブルなどの家具類にも染みつきます。

 

ハッキリ言って、染みつかないものはありません。

特殊清掃では、この染みついた臭いの消臭も行います。

経過した時間によって、消臭にかかる時間が変わってきます。

害虫の発生

ハエ・害虫

ウジ虫、ハエ、ゴキブリ・・・

様々な害虫が発生します。

 

ひどい時は何百匹にハエやウジが湧いていることもあります。

害虫駆除も特殊清掃の一つになります。

 

死体そのものは搬送された後の作業がほとんどですが、一度湧いた害虫はなかなかいなくなりません。

部屋のいたるところに広がり、入るのを躊躇する程になる事もしばしば。

 

生きていた時の面影はなく、無残な姿になってしまうのです。

もし、自分や自分の身近な人が同じ状態で発見されたらと思うとぞっとします。

人型の染み

 

亡くなった状態の人型がそのまま残っているって想像できますか?

ご遺体は搬送されますが、どんな状態で亡くなったかがはっきりわかるほど、人型の染みが床や布団に染みつきます。

 

活きている時は、体に細菌があっても腐らない様に機能しますが、ご遺体になると様々な細菌が体を分解し始めて、腐敗臭を発したり、身体が腐ってくると体液が漏れ出します。

その体液が一度染みつくと、特殊な洗剤を使っても取れなくなる材質もあります。

 

その場合リフォームをしないと原状復帰が出来なくなります。

孤独死は多くの爪跡を残します。

まとめ

孤独な女性

孤独死を少しでも減らすために、孤独死があるとこんな状態になるということを少しでもご理解いただけたでしょうか。

孤独死を減らすには、自分の身の周りの人に、いまよりも少しだけ興味を持ってみて下さい。

 

人が一番つらいのは孤独です。

仲間外れ・無視・孤立・・・

 

もちろん、孤独を愛する人もいると思います。

でも、この仕事をしていて思うんです。

人は死ぬときは一人なんだなって。

 

ひとは1人で生きていくことはできません。

助け合ったり、寄り添ったりして生きていきます。

それなのに、死ぬときは一人・・・

 

少しでも、少しでも、この記事を読んで気になる人が身の回りにいたら、電話をかけて声を聴いてみてください。

メールやLINEを送ってみてください。

 

ご近所なら、挨拶だけでもしてみてください。

ポストに郵便物がたまっていたり、窓やドアがずっと開きっぱなしだったら気にかけてみてください。

どうか、この記事で1件でも孤独死が減りますよう、心から祈っています。

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